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News Headline
NEWS HEADLINE | dof@webが注目したニュース・ヘッドライン[2006.10.05]

 市場では、日々、膨大な量のニュースリリースや情報が発信され続けていますが、一方では「情報過多と本当に必用な情報の不足」というアンバランスな状況も生み出されてしまっています。

 そこで、dof@web では、皆さんからのリクエストを受け、私たち編集部が注目した情報を厳選して解りやすく紹介・解説していく「ニュース・ヘッドライン」コーナーをお届けしています。
時代を見通すための市場動向や技術、製品情報、イベント情報など、クリエイティブワークや今後のビジネスに役立ちそうなニュースを厳選していますので、是非ご参照ください。

※RSSでも配信しています。

NEWS HEADLINE は、 毎月1〜2回(情報の分量に応じて)の基本ペ−スで発行しています。

皆さんからの情報発信も随時募集しています。[Newsの受付 news1@depth-of-field.jp

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最新号から過去6号分をアーカイブしています。

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Technical [技術系ニュース]
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11月のニュースをお休みしてしまったため、
今回のニュースでは11〜12月のハイライトでお届けします。

※ニュースのタイトルをクリックすると、ニュースが掲載されているWebサイトを別ウインドウで表示します。
ビジネス関連ニュース[事業・企業・業界動向・サービス...]

 文化庁が、12月15日の臨時国会で成立した「著作権法」の改正法案について解説するページを公開している。
今回の改正案の主軸は「放送の同時再送信の円滑化」、「情報変化に対応した権利制度の見直し」、「著作権等保護の実効性の確保」の3つとなる。

 現行の地上波放送は 2011年までに地上デジタル放送へ全面移行する計画で推移しているが、移行作業の過程において、難視聴地域が発生する可能性が指摘されており、これを解消し円滑に全面移行を進めるためにインターネット網を利用した「IPマルチキャスト放送」による同時再送信に期待することが示唆されている。

ただし、この「IP放送」は既存の放送(有線放送を含む)とは異なり、著作権法上では「放送」ではなく「自動公衆送信」というカテゴリーに該当しており、
一般のインターネット配信と同様に、番組(楽曲)を再送信する場合には原則として著作権の権利保有者に対する許諾が必要とされている。

 そこで今回の改正法案では、放送の同時再送信を円滑に実施するために、複雑な権利処理を簡略化させることを目的として、一定の範囲で実演家(演奏者)等の権利を制限し、権利保有者の許諾を要さなくてもいいが、保証金の支払いを義務付けるという代替策が採択された。
対象は原放送の放送対象地域内で再送信が行なわれる場合に限られる。
尚、「有線放送」による放送の同時再送信では、著作権保有者たちに新たな報酬請求権を付与することで均衡を図っていくという。

また「著作権等保護の実効性の確保」の部分では、著作権侵害に係わる罰則強化も行なわれている。
改正法は2007年7月1日に原則として施行される。

著作権法の一部を改正する法律の制定についてのFAQ [文化庁]

「東芝」が12月14日、関連会社であるレコード会社「東芝EMI」の全株式を 英「EMI Group Plc」およびそのグループ会社に売却し、音楽コンテンツ事業から撤退することを報じている。譲渡額は約210億円。

売却の理由としては、「音楽コンテンツ事業とグループ事業の関連性が低い状態にある中、「EMI Group Plc」から全株の売却提案があったため」としている。

 東芝(EMI)、ソニー(SME)、ビクター(VE)、日立(旧コロンビアレコード)、パイオニア(ジェネオン/現在は電通は運営)など、大手家電メーカーはこぞってレーベル経営に乗り出し、自社の音楽視聴製品との相乗戦略を掲げてきた歴史があるが、近年、家電市場における生存競争は激化する一方で、メジャーレーベルとしては、ソニーとビクターを残し、家電製品と音楽コンテンツとの相乗戦略からは退いていった。

ちなみに、東芝EMI所属の国内アーティストとしては、鬼束ちひろ、ウルフルズ、小野リサ、宇多田ヒカル、氣志團、THE BOOM、氷室京介、松任谷由実、矢井田瞳、矢沢永吉などの顔ぶれがある。

 本年9月22日に、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本漫画家協会、日本文藝家協会などの著作権管理団体16団体が、著作権の保護期間を、現在の「著作者の生前全期間 + 死後50年間」から更に「20年間」延長することを求める要望書を文化庁に提出している。
そんな中、これを受けて11月8日にクリエイターやアーティスト、作曲家、大学教授、弁護士など64名(12月16日付けでは79名)を発起人として「著作権保護期間延長問題を考える国民会議」が発足し、シンポジウムなどを重ねながら、文化庁などに対し要望書を提出する活動を展開している。

 欧米諸国では1990年代に相次いで著作権保護期間を一律20年延長しており、米国は日本にも保護期間を延長するよう要求しているが、これまで欧米では戦前の古い作品の著作権が切れそうになると延長がくり返されてきた歴史がある。

しかし、著作権の保護期間については、さまざまな悪影響を問題視する声もすくなからずあがっている。
その要因としては次のようなものがあげられている。

1,創作者として長く評価されることと長く権利を行使することが
  混同されているのではないか。
2,保護延長で利益を得るのは著作者の子孫やごく一部の企業のみである。
3,古い作品のアーカイブ化・紹介活動が害され大多数の作品が死蔵される。

民放5社の中間決算が出揃う
スポットCM枠は全社ともに低迷傾向

discreet

 11月16日に、民放キー局5社(日テレ/TBS/フジ/テレ朝/テレ東)の中間決算が出揃った。
スポットCM収入に注目してみると、金融・保険関連企業広告の大幅減を筆頭として5社ともに苦戦を強いられており、下期も厳しい状況が続く予測が報じられている。
ディスク&DVDレコーダーの普及の影響によりCMそのものの視聴率が大きく低迷しているという市場調査に対し、強く反論していた大手広告代理店は、おびただしい数の「CMのCM」を流しながらTVCMの付加価値を提唱することに力を注いできたが、結果的にスポット枠のTVCMは低迷しているようだ。

勿論、そこには市場や広告主の景気動向が大きく関与している訳だが、インターネットや携帯電話網などの新たなメディアの浸透と活性が大きくTVCMの領域を揺るがし、大手企業の広告宣伝費が分散している動向が如実に現れているのではないだろうか。

■ 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/ir/
レギュラー番組やプロ野球の視聴率が低迷し放送収入は減収。
前年好調だったDVD販売の減収。
■ TBS
http://www.tbs.co.jp/ir/index-j.html
上期の平均視聴率がゴールデンとプライムの両時間帯でともに単独2位で放送事業収入増。
番組制作費の抑制などが利益面を押し上げ、経常利益は昨年比2倍の116億円。
インターネット通販などの連結子会社の収益増。
■ フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/ir/
全時間帯で視聴率1位。
番組間に流すスポットCMやイベント事業の減収
利益面はBS放送部門の黒字化などに伴う投資利益の拡大や受取配当金の増加などで増益。
昨年が過去最高水準の売り上げを記録。
■ テレビ朝日
http://company.tv-asahi.co.jp/IR/
ワールドカップドイツ大会「日本対クロアチア」で同社歴代1位の高視聴率52.7%を記録。
ソフト開発で順調な成果。
番組制作費の増加などが利益圧迫。
■ テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/kaisha/
全時間帯で前年同期比プラス。中間期決算としては過去最高を記録。
番組制作費の増加などが利益圧迫。

※各社の詳細は上記リンクから各社のIR関連ページへ

 アップルコンピュータが11月14日、エールフランス、コンチネンタル、デルタ、エミレーツ、KLM、ユナイテッドの各航空会社との協力の元、「iPod」と航空機内エンターテイメントシステムをシームレスに連携させた新たな環境を提供していくことを発表している。

 この連携により、乗客はフライト中に自分の「iPod」を接続し、シートバックディスプレイ(座席の後部分に埋め込まれているモニター)で「iPod」に収録されているビデオコンテンツなどを観賞でき、かつ同時に充電も行なえるという。
サービスの開始は2007年半ばが予定されている。

アップルでは今後、航空機の機内娯楽装置や通信システムを手がけている「Panasonic Avionics」と協力しながら、その他の主要航空会社へも「iPod」接続サービスを提供していくとしている。

 俳優のロバートレッドフォードが設立したインディーズ映画振興団体となる「Sundance Institute」が、全世界の移動体通信(携帯電話)事業者が参加する無線方式のひとつである「GSM;Global System for Mobile Communications」の業界団体「GSM Association」と共同で、携帯電話向けに制作した短編映画を提供するプロジェクトを開始する。

 このプロジェクトに作品を提供するのは、これまでのサンダンス映画祭で作品を上映した経歴のあるインディペンデント系の映画制作者6名で、それぞれが3〜5分程度の短編作品5編を制作し、2007年2月にスペインで開催される携帯通信事業者の総会「3GSM World Congress」で公開され、その後一般公開される予定。

この6人の中には、第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞・最優秀主演女優賞・観客賞を3冠受賞した「リトル・ミス・サンシャイン(12/23国内公開)」を共同で監督したJonathan Dayton氏とValerie Faris氏などの顔ぶれも見える。

まだスタートして間も無い携帯電話向けビデオコンテンツだが、既に世界規模で、映画、TV、インターネットに継ぐメディアとしての市民権が確立しつつある。

「スカパー!」でお馴染のCS放送局「スカイパーフェクト・コミュニケーションズ」と、衛星運営の「ジェイサット」が経営統合することを発表した。2007年4月に両社を完全子会社とする持ち株会社が設立される。

「スカパー!」は、現在400万件を超える契約数を誇る国内最大の有料多チャンネル局だが、「衛星放送協会」が報じていた発表によれば、CS開局20年で20%にも満たない日本の有料放送の普及率をどう拡大していくかが「CS事業」の課題としており、通常のインターネット網を使った「VOD:Video On Demand」サービスが次々と旗揚げされる中、苦戦を強いられていた。

 一方「ジェイサット」は、1985年に設立された日本初の民間の衛星通信業者で、6,000km上空の8つの軌道に、現在9機の衛星を保有しており、「スカパー!」も、この衛星網を使って放映されている。

今回の発表によると、「有料多チャンネル放送の市場拡大とともに、通信・放送の融合を見据えた事業拡大と効率化を図るのが狙い」としており、経営統合後は、プラットフォームと衛星運営を一元化することで経営を効率化する方針が報じられている。
2011年までに加入者数700〜800万件、売上高2,000〜3,000億円を目指すという。

 アドビシステムズが10月20日に、ビデオ編集および映像コミュニケーション分野のソフトウェア企業である、米「Serious Magic社」を買収したことを報じている。

この「Serious Magic」は、PCベースのスイッチャー&ノンリニアシステムとして一時期大きな注目を集めていた「Trinity」を開発した「Play社」が倒産した折にスピンアウトしたソフトウェアエンジニアたちが起業した会社で、ビデオカメラ入力やアーカイブ素材をスクリプト化してスイッチングなどを自動送出するソフト「Visual Communicator Pro」や、クロマキーのリアルタイム合成ソフト「UltraKey」などを手がけている。
ちなみに、これらのソフトの国内流通は、これまで「ディ・ストーム」が手がけていたが、今回の買収により、12月1日からアドビシステムズに移管されている。

 これらのソフトウェアは、どちらかというとケーブルテレビ局や、ブライダルビデオ市場をメインターゲットとした傾向色の強いのものだが、アドビは、近年のフラッシュビデオの急速な普及にも伴い、Web上の映像コンテンツ制作市場にも積極的に提案していきたいとしている。

 その年度に最も印象に残る活躍をした声優を対象に、その業績を称える「声優アワード」が創設された。

主催は、このアワードの為に組織化された「声優アワード実行委員会」で、共催は、秋葉原の駅前に完成した「秋葉原UDX」内に設立されたアニメの体験空間を運営する「東京アニメセンター」、「日本音声製作者連盟」、「角川書店」、「小学館」、「文化放送」となっており、声優を表彰するものとしては業界最大の舞台を提供することで声優の地位の向上に寄与することが目的として掲げられている。

 近年のアニメブームに伴い、声優への注目度も高まっており、声優は子ども達が憧れる職業の中でも上位にランキングされている。
事務局によると、この声優アワードをきっかけに、新たな人材育成などのプログラムを提供していきたいとしている。
審査は、一般投票による一次選考の後、選考委員会による審議を経て受賞者が決定され、授賞式は2007年3月3日に行なわれる。

 家庭用ビデオデッキの創成期において、ソニーのベータマックスを制して世界標準として市場に浸透したビクターの「VHS」が、1976年初号機発売以来30年の時を経て「IEEEマイルストーン」に認定された。

 この「IEEEマイルストーン」は、世界最大の電気・電子技術者団体である「IEEE;The Institute of Electrical and Electronics Engineers.Inc」が歴史的な業績を残した製品に与えるもので、日本での認定は6件目だが、映像音響分野では初の受賞になるという。

 2006年、民生機市場においては、「DV」や「HDV」が主流となりつつある時代を迎えているが、この30年の間に生産された「VHS」の累計台数は「9億台」以上にも登るという。
現在でも尚、「DV」との複合機として「VHS」が搭載されたVTRは販売され続けている。

なお、この「IEEE マイルストーン」は、「優れた技術」だけでなく、「社会貢献」という点も重視されていることから、発表後30年も経った技術が認定されるに至った。


ネットワーク関連ニュース[放送・通信・インターネット...]

 インターネットや携帯電話の加速度的な普及の影で固定電話の低落傾向が止まらない「NTT」が、現在の電話通信網に代わる次世代ネットワークとなる「NGN;Next Generation Network」の実証実験をスタートさせている。

このネットワークは、光ファイバー回線をベースとし、「IP電話」と「インターネット接続サービス」を一体で提供するというもので、既存の「フレッツ+IP電話」環境の発展型に位置するものだが、充分な伝送帯域を確保することで、さらなる高速大容量化を図ることができ、音質や伝送の安定さに問題を抱えている現状の「IP電話」よりも遥かにクリアな音質と映像の送受信を可能としている。
電話機などの末端まで光回線を使用するとう本格的な取り組みは世界でも初めてという。

 この実証実験には、NTT東日本・西日本のほか、ソニー、松下電器、NECなど10社以上が参加しており、東京都千代田区大手町と、大阪市北区梅田にオープンしたショールームでは、高品質IP電話だけではなく、ハイビジョン・テレビ会議環境などに加え、遠隔介護や遠隔医療、遠隔ホームセキュリティーなどが公開されている。
NTTでは、来年度中の実用化を目指しているという。
100年以上続いてきた回線交換式の電話網の歴史を超えて、新たなネットワーク環境が間もなくスタートする。

 インターネットリサーチ会社「インフォプラント」が、テレビ番組や誌制作の支援サイト「media park」を開設した。
制作者側は、このサイトを通じて、番組構成に必要な取材やアンケートなどの協力者の募集などが行なえ、一般市場のユーザーは公募案件の一覧から参加したいものを検索し選べるという検索エンジンベースのマッチングサイトとなる。

利用料金は、制作者の場合が「1ID」登録が「30,000円」、個人情報閲覧1件につき「2,000円」。
一般ユーザーの場合、会員登録・応募は無料。
ユーザー登録をしなくても、募集案件を閲覧することはできるが、より詳しい情報を確認するには、登録が必要となる。

media park 参加ユーザー向け
media park 制作者向け

 ワールドワイドで圧倒的な支持を集めている音声通話(チャット)ソフト「Skype」の最新版となる「Skype 3.0 for Windows」の正式版がリリースされている。
残念ながらMac版は一歩遅れで開発〜リリースが進んでおり、現在では「Skype 2.5 Beta」が公開されている状況だが、ビデオチャットもグループ会議もできるようになっている。

この「Skype 3.0」では、ビデオ通話品質の改良などに加え、パブリックチャット機能、ゲームやホワイトボードなど追加アプリケーションを「Skype」で利用できる「Extra機能」などが組み込まれており、更に多機能な環境へと仕上げられている。

 また、「Skype」から一般固定電話や携帯電話へ格安で通話できるサービスである「SkypeOut」の新料金体系を2007年1月18日に発表することも報じられている。
まだ詳細は後報されていないが、現在の「SkypeOut」の料金形態としては、例えば「アメリカの固定電話と8分間話して約20円」、「中国と20分間話しても50円以下」というもので、パーソナルユースの領域だけではなく、ビジネスユースでも利用者を増やしており、新たな料金形態に期待が集まっている。

ちなみに、12月13日に先行して北米市場に導入されている新料金プランでは、1年定額「29.95ドル」で、「SkypeOut」を無制限に使用できる。
勿論、パソコン上の「Skype」同氏の通話(ボイス/ビデオ)や、インスタントメッセージなどは、これまで同様に無料。

 この「dof」でもメンバーや世界中のクリエイターたちとのコミュニケーションラインとして大いに活用しており、映像のフィールドワークにおいても、海外ロケに出かけたチームとの連絡やコンセンサスワークなどで重宝している。
例えば、現地からライブカメラの映像を送ったり、Web-camの変わりに「DV-CAM」や「HDV-CAM」をパソコンの「FireWire」に接続し、収録済みの素材を一早く日本側に見せながら打合せをするといった応用編でも功を奏している。

 ちなみにこの「Skype」は、「IP電話」などとは異なり、中央サーバーを介さず、ユーザ同士が直接接続して通話する「P2P」の技術を応用したもので通信内容は「128ビットのAES」で暗号化されている。
また、ルーター(ファイアウォールやNAT)の内側にぶら下がっているパソコンからも特別な設定を行なうことなく接続できるのも大きな特徴となっている。
難しい作業は一切なく、ソフトをダウンロードして無料アカウントを取得し起動するだけなので、まだ体験したことのない方は、是非クリエイティブワークの支援ツールとして試してみてはどうだろう。

「コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)」と、「日本音楽著作権協会(JASRAC)」が、ファイル交換ソフト「Winny」上において著作権が侵害(著作権保有者に無許諾でコンテンツが送信可能な状態に置かれたもの)され流通しているコンテンツ(映像、音楽、ソフトウェア等)に関する実態調査を実施した結果、その損害額の試算は約100億円に登ることが報じられている。

 この実態調査は、2006年10月10日の18時〜24時の6時間の「Winny」稼働状況が調査されたもので、その結果、約21万ユーザーのコンピュータでファイル交換ソフト「Winny」が利用され、音楽ファイルにおいては「約61万ファイル」のダウンロード(1ファイル当たりのJASRAC管理楽曲を7曲として月額使用料換算で約4.4億円相当)が行われたという。
また、ビジネスソフトウェア関連では「約61万タイトル(平均価格換算で約19.5億円相当)」、ゲームソフトウェアでは「約117万タイトル(約51.3億円相当)」、アニメーション「約18万タイトル(約17.2億円相当)」、コミック「約159万タイトル(約7.0億円相当)」が流通していることが確認された。

 日々、おびただしい数のスパムメールが増殖しており、ホスティングサービスやプロバイダもその対策に追われている。恐らく皆様の所にも日々数多くの迷惑メールが飛び込んできているのではないだろうか。

そんな中、ウイルス、スパイウェア、スパム対策ソリューションを提供している「ソフォス」が11月7日に「2006年第3四半期(7〜9月)」のスパム最多送信国ワースト12に関するレポートを発表した。

このレポートは、世界各地の脅威解析センター「SophosLabs」のリサーチャーが、期間内に受信した全スパムを分析した結果をまとめたものとなっている。

 NHKが11月16日に、NASAとの協力で、宇宙ステーションからのハイビジョン生中継が実現した。

2003年のスペースシャトルの事故で中断されていた宇宙ステーションの建設が、この秋の「アトランティス」打ち上げにより本格的に再開され、この「アトランティス」によってNHKの「ハイビジョンカメラ」と、NHKとNASAが共同開発を行なった「ハイビジョン伝送装置」が宇宙ステーションに届けられ、2002年にNASAとの合意書を締結して以来5年越しの実現となった。

 地上、約350kmの軌道上を周回する宇宙ステーションのアメリカ実験棟となる「デスティニー」と「NHK」のスタジオが中継で結ばれ、宇宙から見た「赤茶色のアフリカ・サハラ砂漠」の鮮やかな映像などがハイビジョンで20分間中継された。

これまでハイビジョンによる宇宙映像は、撮影された素材を一端地球に持ち帰って放送されていたが、今回は、地球を「時速2万8000キロ」の猛スピードで周回する宇宙ステーションから、「高度3万6000キロ」にあるNASAの静止衛星に伝送され、そこからヒューストンの「NASA」に送られ、光ファイバーで「NHKニューヨーク支局」経由で東京に送られるという大掛かりな方法で放映された。約8万キロを経て届けられたことになる。

 NHKによると、2007年夏に打ち上げが予定されている日本の月探査衛星「セレーネ」にもハイビジョンカメラを搭載し、月の地平線から地球が昇る様子や、普段は地球からは見えない月の裏側の映像などを撮影する予定だという。

 ストリーミング配信事業を手がける「Jストリーム」が、インターネット上で使われている映像アプリケーションのプラグイン使用状況をリサーチし、その調査報告を公表している。

OSの利用率としては、「96.72%」という高いシェアを「Windows」が締めており、その中でも「90.79%」というほとんどの層が、Webブラウザとして「Internet Explorer」を利用しているという調査結果がでている。
「MacOS」に至っては「3%前後」というシェアで、近年あまり大きな変化は見られないとのこと。

 また、現在インターネット上のアニメーション(映像表現を含む)に多く活用されている「Flash」については、インストール率がほぼ「100%」で、ネット動画広告やプロモーション映像などによく利用されている「FLV形式」の映像視聴に必要な「Flash6」以降のバージョンに絞り込んでも「98.49%」という高いシェアであることが明らかになったという。

 東京都台東区上野公園にある「国立西洋美術館」が、「ワンセグ携帯電話」や「ニンテンドーDS」を利用して美術館研究員によるガイドやNHKの映像を館内で配信する「ウェル.com(ウェルカム) 美術館プロジェクト2」のサービストライアルを実施した。

 このトライアルでは、ワンセグ対応携帯電話の「W43H」または「W41H」を来場者に貸し出し、各フロアに応じた映像プログラムが配信されており、総務省より認可を受けて限定的なレベルの電波を送信することで、館内でのみ受信できるようにしたという。
映像フォーマットは、一般のワンセグ放送と同じ「H.264」で行われ、音声でも解説が行なわれた。

 また、データ放送も用意され、館内ガイド映像の番組表のほか、上野公園にある別の美術館や博物館などで行なわれているイベント情報などが紹介された。
本サービスの正式開始時期や利用料金は未定としているが、一般の施設内などのプライベート空間でも、積極的にワンセグ配信が運用されはじめていくのは、コンテンツクリエイターたちにとっても明るいニュースになるだろう。

「東京電力」が、同社の「光ネットワーク事業」を2007年1月1日に分割し、「KDDI」に統合することで合意したことを発表している。
これに伴い「KDDI」は「東京電力」に対して普通株式14万4,569株を割り当てる。

「TEPCOひかり」の顧客契約は「KDDI」に継承されるが、利用者には引き続き「KDDI」からISPを通じてサービスが提供される。
「KDDI」によると、今回の事業統合の一番のメリットは「NTT」の光ファイバに頼らず、自前のネットワークを構築できることにあるという。


技術関連ニュース[開発・技術...]

「慶応義塾大学」と「KDDI」が、デジタル放送上にIPネットワークを構築し、放送波を使ってデジタルコンテンツを伝送できる技術「IP over デジタル放送」を開発し、「TOKYO FM」がそのフィールド検証協力を行ないながら新サービスやコンテンツの検討開発が進められている。

この「IP over デジタル放送」とは、地上デジタルラジオなどのデジタル放送上にIPデータを乗せて配信する技術で、WebサイトのHTMLやJPEG画像などのインターネット上のコンテンツを放送波を使用して専用のチューナに配信できるというもので、デジタル放送とインターネット通信のシームレスな融合が実現できるとしているが、技術環境はともあれ、市場性として行き着く所は「そこで視聴者に何を提供していくか」という部分になるだろう。

 近年、インターネット網を使った音声放送(インターネットラジオやポッドキャスティングなど)が加速度的に普及する中、既存のラジオ局も地上波TV同様に新たな節目を迎えている訳だが、そんな中、「TOKYO FM」では新たなトライアルとして、12月1日に、CDクオリティの音質で放送を行なう「デジタルラジオ放送」をスタートしており、その放送波を利用して、オンエア中の楽曲のミュージックビデオやアーティストの画像を配信したり、「着うたフル」のデータを同時配信したり、楽曲やアーティストの情報を同時配信する新たなサービスを展開している。

ちなみに、このデジタルラジオ放送は、12月上旬KDDIから発売されているソニーエリクソンのデジタルラジオ対応携帯電話(W44S)で視聴することができる。

「日本ビクター」が、オリジナルのハイビジョン映像と同等の高画質を維持したまま「Blu-ray ROMディスク」の長時間収録を実現する、「MPEG-4 AVC規格」対応の「インテリジェントHD エンコード技術」、および同技術を搭載した「エンコーダシステム」を開発した。

 既存の「MPEG-4 AVC」は、高効率な画像圧縮技術だが圧縮時の符号化パラメータの数が多く、処理が複雑になってしまうという特性を持っているのに対し、この「インテリジェントHDエンコード技術」は、独自の手法により、「MPEG-2」の数百倍というきめ細かさで圧縮(符号化)のパラメータを制御する「2パスエンコード・アルゴリズム」により、ダイナミックに動く映像から、きめ細かく繊細な映像まで、幅広く画質の均一化が図られているという。

 ビクターによると、実際にエンコードを行うスタジオとともにチューニングを重ね、アルゴリズムの複雑化によって増大した処理負荷を、適応型動き推定アルゴリズムという技術により低減することで、ソフトウェアだけで高画質、かつ高速なエンコードシステムを実現したという。

 ハイビジョン映像のデジタル伝送を目的として開発されたインタフェース「HDMI:High Definition Multimedia Interface」に、最新バージョンとなる「HDMI 1.3」が発表された。
伝送帯域をこれまでの「165MHz(4.95Gbps)」から「340MHz(10.2Gbps)」にまで高められ、約2倍の情報を伝送を可能にしたことで、色深度は従来の最大「24bit」から「30/36/48bit」まで拡張された。

さらに、フルHD以上の高解像度化や、既存のテレビで一般的に使われている「sRGB」の色空間を拡張した「xvYCC」もサポートしている。

 また、次世代サラウンドコーデックである「ドルビーTrueHD」や「DTS HD」などをそのまま伝送可能としたほか、映像と音声の同期ずれを防ぐリップシンク機能なども追加されている。

 この「HDMI」は、PCとディスプレイのデジタル接続に使われている「DVI:Digital Visual Interface」をベースに発展させた規格であり、1本のケーブルで、「HD品質のデジタル映像」「デジタルサラウンド音声」「制御信号」を合わせて送ることができるもので、デジタルAV機器の普及にともない、各機器間をデジタル接続するインタフェースとして、事実的な業界標準になろうとしている。
また、伝送キャパシティ的には「16ビット4:4:4」という高品位なフォーマットにも対応可能な潜在能力をもっていることから、「Black Magic」などのプロ用のビデオチャプチャーカードなのでも採用されはじめている。

 尚、現在「HDV」などのカメラ環境のデータ転送は「IEEE-1394/FireWire」で行われるのが一般的だが、近い将来には、この「HDMI」にシフトしていくことになる見込みが伝えられており、それを睨んで、FireWireケーブルと同じように小型化された「mini HDMI端子」も策定されている。

 LG、パナソニック、NEC、サムスン、ソニー、東芝、SiBeam(半導体メーカー)が支持する「Wireless HD」と呼ばれるデジタルインターフェースが、主要メーカー各社共同で、2007年春に「新規格」として策定されることが発表された。

この「Wireless HD」は、高品位な「HD;High Definition」のAV信号をワイヤレス伝送する規格で、テレビ、DVD、ゲーム機などのAV機器と、各種ポータブルデバイスとの間で、ケーブルを使わずにワイヤレスでコンテンツの高速ストリーミング伝送を実現するというもので、認可許可を受ける必要のない「60GHz」帯域の無線周波数を使い、非圧縮のHD映像や音声を「5Gbps」で最大で約「9m」の距離まで伝送できるというものである。

 同団体によると、既存のワイヤレス伝送の殆ど(無線LANなども含む)は「2.4〜5GHz」の帯域で行われているが、これでは干渉の影響などもあり高品位コンテンツに要求される高速伝送が実現できないが、この「60GHz」帯は、古くから駆逐艦などの軍用艦同士の通信に利用されていたこともあり、コスト的に高く、運用が難しかったこともあり、一般向けの伝送環境としては注目されていなかったという。

そう遠くない将来には、すべての機器接続からケーブルが消えることになるかもしれない。

 「NTTドコモ」がインテルとの共同で、通信事業者や一般企業などが開発した「OS」や「アプリケーション」を携帯電話に自由に搭載できる仕様を策定した。
この仕様は、携帯電話機のハードウェアに2種類のデータ領域を規定し、それぞれの領域に個別の「OS」や「アプリケーション」を搭載できるというものとなっており、通信事業者が開発・選定した従来の「OS」や「アプリケーション」は「既製領域」に搭載し、もう一方の領域である「自由領域」に企業ユーザーなどが開発した「OS」やア「プリケーション」を搭載することが可能となる。この仕様は同社のWebページにて「Open and Secure Terminal Initiative(OSTI)」アーキテクチャとして公開されている。

 ビジネスマンから子供までが、町中で、電車の中で、携帯電話でメールを打って、音楽を聞いて、テレビ(ワンセグ放送)を見て、パソコンやPDAとして使う時代に突入している。
これはもう携帯電話とは呼べないだろう。

 TDKが、「6層/200GB」のデータ領域を持つ「Blu-ray Disk」メディアを開発した。
現在流通している「Blu-ray Disk」メディアが「1層あたり25Gバイト」で、最大で「2層/50Gバイト」であることを考えると驚くべき容量である。

この「6層/200GB」メディアでは、1ビットあたりの記録幅を狭くして記録時の信号処理を最適化することで1層あたり、従来の「25GB」から「33.3GB」に容量を増加させ、その記録層を「L0〜L5」まで「6層」とすることで、なんと約「200GB」もの領域を実現している。
記録層同士の間隔をある程度設定しなければならないために、2層メディアに比べるとやや厚みがあるらしいが、既存のBlu-ray Diskドライブでも利用できるとのこと。
ただし、2倍速以上の高速書き込みに関してはドライブ側の対応が必要となるようだ。

 同社によると、実際に「200GB」の記録には成功しているが、まだ実験室レベルという段階で、製品化などは未定とのことだが、デジタルビデオワークの現場においても「HD;High Definition」ビデオ編集データのアーカイブなどでの運用が期待できるのではないだろうか。

 DVD(HDDVD)の規格策定や普及に向けた広報活動を行なっている業界団体である「DVDフォーラム」は、「HD-DVD」 へのリージョンコード採用についての検討を重ねている。

現在、市販の「HD-DVD」ビデオディスクについては、既存の「DVD」のような国別のリージョン再生制限などは設けられていないが、コンテンツを供給しているホルダ(コンテンツの著作権保有企業)などからは、リージョン制御を求める声が強く上がっており、導入に向けて検討を進めている(当初は廃止される方向で調整が行われていた)。

 この検討会の中では、従来の「DVD」のように単純に国別に再生制御を導入するだけでなく、「HD-DVD」のインタラクティブ機能を活用し、例えば「発売からある一定期間のみリージョン制御を行なう」など、新しい形の制御も検討しているという。
まだ結論に至っていないものの、2007年初旬には企画書をアップデートする方針が報じられている。

 ちなみに、リージョンコードとは、ディスクの再生地域“国”を限定するコードで、ハードウェアと、ソフトのコードが合っていないと再生できないという仕組みである。


クリエイティブツール関連ニュース[ハードウェア・ソフトウェア...]

 「MPEG-4」をベースとした動画圧縮・伸張CODEC(コーデック)である「Divx(ディビックス)」が、ここにきて米国におけるDVD市場で急速に普及しているらしい。
第1四半期には米国で流通するDVDプレーヤーの「5%」程にしか採用されちなかった、この「DivX」技術が、第3四半期には約「20%」にまで急増したという。

 この「DivX」は基本的に「DivX CODEC」を使ってエンコードされた映像コンテンツの視聴を可能にするソフトウェアで、「Quick Time」や「Real Video」のようなプレーヤーソフトが配布(プロ版は販売)されており、「Windows」の標準動画形式である「Avi」の再生も行なえ、WindowsにもMacにも対応していることから、世界中で多くのユーザーに支持されている。

 そんな中、数年前、一部のユーザーがこのソフトウェアを著作権侵害の手段として多用したことから、同社は映画会社から非難されたのを期に、同社はより積極的にデジタル著作権管理である「DRM;Digital Rights Management」をサポートし始め、現在では複数のエンターテインメント企業とも提携し、パソコン上のソフトウェア展開だけではなく、DVDプレーヤーへのCODEC搭載にも力を入れている。

DivXプロモーションサイト [stage 6]

 映画やアニメ市場において、近年めまぐるしい成長をとげている韓国のデジタルコンテンツ市場動向をリサーチ〜分析〜解説した「韓国デジタルコンテンツ産業白書2006」の日本語版が発刊された。

この書籍は、韓国政府機関である情報通信部が、韓国の「IT産業」の育成を目的に設立した「韓国ソフトウェア振興院(KIPA)」によって発行されており、これまでは韓国語版しか発行されていなかったが、日本のデジタルコンテンツ企業や関連団体などからの要請により、今回はじめて日本語版がリリースされた。

 本書では、韓国デジタルコンテンツ産業を中心に、アニメーション、オンラインゲーム、モバイルゲーム、eラーニングなどの産業市場規模や産業動向などの過去、現在、未来が詳しく解説〜紹介されている。
A4変型603ページで30,000円(税別)。

 米「アドビシステムズ」が12月15日、画像処理の定番ソフトである「Adobe Photoshop」の最新版となる「CS3」のβ版を公開した。
今回のMacバージョンではユニバーサルバイナリ化されており、待望の「Intel Mac」への最適化が果たされ、ユーザーから熱い視線が注がれている。
Mac版は「Mac OS X 10.4.8」または時期バージョンの「10.5」に対応しており、「Intelプロセッサを搭載したMac」と「PowerPC G5」、「G4」で動作する。
また、Windows版は「Windows XP/SP2以降」と「Vista」に対応しており、「Xeon」、「Xeon Dual」、「Centrino」、「Pentium 4」プロセッサを搭載した環境で動作する。
製品版のリリースは2007年春が予定されている。

 この「β版」は、12月15日に「Adobe Labs」のサイトでダウンロードが可能になっているが、使用には、「Photoshop CS2」、「Creative Suite 2」シリーズのシリアル番号が必要となる。
ただし、上記製品のシリアル番号がない場合でも2日間だけ試用することができる。

 尚、この「β版」には、プレリリース版の「Adobe Bridge」と「Adobe Device Central」も含まれ、モバイルコンテンツ作成用に、携帯電話の画面での動作をテストとするための機能なども搭載されている。

 家庭内の電力線を通じて「家庭内LAN」を実現する国内初の「PLCアダプター」がパナソニックから発売になった。
今回発売されたのは、親機1台と子機1台がセットになった「PLCアダプタースタートパック(BL-PA100KT)/19,000円くらい(オープンプライス)」と、増設用の子機「BL-PA100/13,000円くらい」となっている。

 設置は、親機を家庭内のコンセントに差して、ブロードバンドルーターに接続(Ethernetケーブル)し、子機をPCなどがある別の部屋のコンセントに差してPCと接続(Ethernetケーブル)するだけの簡単な作業でネットワークを構築できる。
インターネットの壁内配線が完備されている新築マンションでなくても、面倒な屋内配線を必要とせず、無線LANよりも高い転送レート環境が構築できるのが特等となっている。

 この「PLCアダプター」は、「HD(High Definition)」の広帯域なコンテンツデータを送ることができる高速電灯線通信技術となる「HD-PLC(HighDefinition-Power Line Communication)」が採用されており、理論値で最大「190Mbps/実行値は約80Mbps程度」が実現されているという。
親機1台に対して子機を最大15台まで接続でき、ネットワーク機器を最大16台まで利用可能となっている。
また、掃除機、電子レンジ、洗濯機、ドライヤーなど、家庭で使用されるさまざまな機器への混信を避けるフィルタリング機能も内蔵しているという。

 パナソニックが12月1日に、「1080i」のハイビジョン映像を「AVCHD規格」で直接「SD/SDHCメモリーカード」に記録する手のひらサイズのビデオカメラ「HDC-SD1」を発売した。
近年、従来のテープ記録に継いで、「DVD」や「HDD(ハードディスク)」などの様々な記録メディアに対応したハイビジョンビデオカメラが続々と登場しているが、「SD/SDHCメモリーカード」に記録するものは世界初となり、駆動装置などのメカニズムが必要ないことから、世界最小・最軽量が実現されている。

 パナソニックは、「テープに比べサーチなどの手間がかからずテープが絡むなどのトラブルがない」、「DVDやハードディスクに比べ傷つきにくい」、「高速起動が出来る」、「小型軽量化ができる」など、メディアとしての信頼性や機動性が高いことから、ハイビジョンビデオカメラにおいても「SDカード」に最注力している。

 この「SD1」には、「テルニオン 3CCD HD」と呼ばれる新開発の「3CCDユニット(1/4インチ・有効52万画素)」が搭載されており、動画撮影時には「AVCHD規格」で「1080i(1440×1080ピクセル)」の出力に対応し、付属の「4GB」の「SDHCカード」で約90分の記録が可能となっている。
ちなみに、「AVCHD規格」とは、ハイビジョン信号をメモリーカードやDVD、HDDに記録するための新規格としてソニーと松下電器が2006年に基本仕様を策定したもので、「MPEG-2」の2倍以上の圧縮効率を持つ「MPEG4 AVC/H.26」方式が採用されている。

 地方の映像市場の話しをお聞きすると、「デジタルベータカム」や「DVカム」などの「SD:Standard Definition」撮影〜編集がまだまだ主流だという所もあるようだが、一方でホームユースのハイビジョン環境はますますフットワークが軽くなり、子供の運動会をハイビジョンで撮影するお父さんたちの姿が激増してきている。


リコメンド[お勧めの作品・本・環境・場所...]

▼[以下は、これまでに紹介したリコメンドのアーカイブスです]

ミュージックビデオを手掛けるクリエイター必見!
歴史に名を刻む鬼才映像クリエイターたちの
ベストセレクションDVD[Directors Label]

 ミュージックビデオやCMなどの映像を手掛ける映像クリエイターであれば、誰にも刺激や影響を受けた作品やクリエイター(映像監督)の存在があるのではないだろうか? そんな中で、圧倒的な表現力をもって歴史に名を刻む監督やビジュアリストたちのディレクターズカットDVDが「Directors Label:ディレクターズ・レーベル」というシリーズとして、監督別にリリースされている。

 現在7名のベストセレクションがリリースされているが、いずれも監督自らが監修した豪華な作品集と、制作の舞台裏などを紹介した貴重な解説や、インタビュー、メイキング、ショートフィルム作品...などの特典映像で満載のセレクションDVDに仕上がっている。また、取材や貴重な資料写真を満載した52ページにおよぶ日本語のブックレット(小冊子)がついているのも嬉しい。

 コンテンツの構成は監督によって異なっているものの、代表作品からだけではなく、ソウルフルなコメントやオフショトなどから「鬼才」の片鱗を垣間見ることができる刺激的な保存版DVDではないだろうか。
それでは個別に、概要を紹介しておこう...。

Vol.01
スパイク・ジョーンズ Best Selection

Directors Label Vol.01 いくつもの賞を受賞したロックグループ「ソニックユース」のミュージックビデオを足掛かりとして、「R.E.M」「ビースティボーイズ」「ビューク」などのトップミュージシャンのミュージックビデオを次々と手掛け、特にミュージックビデオ市場においては、世界中で圧倒的な支持を得ているカリスマ的存在である。

 その後1999年には、劇場公開映画の処女作となる「マルコヴィッチの穴」が世界的に注目され、2000年アカデミー賞においては、監督賞をはじめ数々の賞を受賞している。
巨匠フランシスコッポラの娘であるソフィア・コッポラと結婚したのも有名な話だ(2003年に離婚)。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■ビースティ・ボーイズの「Sabotage」と「Sure Shot」、■ビョークの「It‘s Oh So Quiet」、■ウィーザーの「Buddy Holly」と「Undone (The Sweater Song)」、■ファットボーイ・スリムの「Praise You」と「Weapon Of Choice」、■ダフト・パンクの「Da Funk」、■ケミカル・ブラザーズの「Electrobank」、■ダイナソー Jr.の「Feel The Pain」、■ノトーリアスB.I.G.の「Sky’s The Limit」、■ファーサイドの「Drop」、■ワックスの「California」他、全17作品と、これだけでも十分に豪華なコレクションとなっている。

 その他には、ショートフィルム作品やドキュメンタリー作品なども収録されており、特典映像として、ミュージックビデオの音声解説入りバージョンや、ミュージシャンへのインタビュー、メイキングなども収録されている2枚組のコレクションである。
価格は5,229円/品番:AEBW-10183/発売:アスミック

Vol.02
クリス・カニンガム Best Selection

Directors Label Vol.02 1995年、25歳の時に、サンプリングを駆使したデジタルサウンドユニット“オウテカ”の「Second Bad Vilbel」で、初のミュージックビデオを手掛ける。

 1997年には、「エイフェックス・ツイン の Come To Daddy」のミュージックビデオで、狂気的な短編映画(映画と呼びたくなる程に引き込まれる作品)の圧巻の映像表現で世界を驚愕させて以来、見る者の目を一時も離さずに引き込んでしまう独特な映像を描き続けている。(この作品は、MTVで放送禁止の経歴を持つ)

 一方、「マドンナ の Frozen」や、「ビョーク の All Is Full Of Love」では、モノトーンな静寂と質の高いシュールな臨場空間をドラマティックに描き出している。「Frozen」の、モーションカメラを駆使した多重合成や、「All Is Full Of Love」のメカトロニック(ロボット)との合成など、それぞれの時代においてアイディアと独特な映像表現を描き出している。
世界の多くのミュージックビデオにも多大な影響を与えており、よく見渡してみると、日本国内のトップミュージシャンの作品でも、その影響が色濃く伺えるものもある。

 また、「エイリアン3」や、スピルバーグ監督作品の「A.I.」などの劇場公開映画の特殊効果にも参加し、その卓越したテクニックと表現力を発揮している。「エイリアン3」の特殊効果を手掛けた時は19歳だったというから驚きである。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■エイフェックス・ツインの「Come To Daddy」と「Windowlicker」、■ビョークの「All Is Full Of Love」、■マドンナの「Frozen」、■ポーティスヘッドの「Only You」、■オウテカの「Second Bad Vilbel」、■レフトフィールド+アフリカ・バンバータの「Afrika Shox」、■スクエアプッシャーの「Come On My Selector」、の全8作品。
ビョークのメイキングビデオなどは、彼女自身の映像表現へのこだわりと、クリス・カニンガムのビジュアライゼーションの一端を垣間見ることができるものになっている。
その他、2本の短篇映画作品や、テレビコマーシャル(プレイステーションや日産なども含まれている)などが収録されている。
価格は5,229円/品番:AEBW-10185/発売:アスミック

Vol.03
ミシェル・ゴンドリー Best Selection

Directors Label Vol.03 ミシェル・ゴンドリーは、実にユニークなアイディア満載の映像演出で、ミュージックビデオを手がける他の映像監督からも羨望の注目を集める存在だ。彼が手掛けている作品は実に多く、近年最も多忙な映像作家という紹介記事も方々で見かけられる。

 先に紹介した、スパイク・ジョーンズやクリス・カニンガムも、魂の叫びで聴く者の心を串刺しにする歌姫「ビョーク」の作品(ミュージックビデオ)を手掛けているが、ビョークがミシェルに寄せる信頼は厚く、ビョークの作品を5本も手掛けている。

 ビョークのコメントによると、たまたまMTVで流れていたミシェルの作品を見た彼女が、そのセンスに驚き、1993年のアルバム『デビュー』からのシングルカット曲『ヒューマン・ビベイヴィアー』に映像を付けたことが2人の深い縁の始まりだったという。音楽と映像、その表現領域は違っても、表現するということに妥協のない世界観をもっているアーティストのソウルが共鳴したに他ならない。

 また、ミュージックビデオの他にも、GAP、 NIKE、アディダス、リーバイス、スミノフ... など、数々の賞に輝くTVCMも手掛けている。
ユニークな映画仕立てのものから、スケール感豊かな空撮を全面に押し出したダイナミックな作品まで、その表現手法は実に多彩だ。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■ベックの「Deadweight」、■ビョークの「Army Of Me」「Hyperballad」「Isobel」「Joga」、■ケミカル・ブラザーズの「Let Forever Be」「Star Guitar」、■チボ・マットの「Sugar Water」、■ダフト・パンクの「Around The World」、■マッシヴ・アタックの「Protection」、■カイリー・ミノーグの「Come Into My World」、■ローリング・ストーンズの「Like A Rolling Stone」、■ホワイト・ストライプスの「Fell In Love With A Girl」他、26作品。
その他、ショートフィルム作品や、リーヴァイス、スミノフ、ポラロイドなどのTVCM、インタビューやメイキングを収録したドキュメンタリーなどが収録されている2枚組だ。
価格は5,229円/品番:AEBW-10184/発売:アスミック

Vol.04
マーク・ロマネック Best Selection

Directors Label Vol.04 これまでに手掛けてきた数多くのミュージックビデオ作品において20以上もの「MTVアワード」を受賞し、97年には、プロモーションビデオ監督としては初めての特別表彰を受けるという輝かしい受賞歴の持ち主だ。
近年では、2004年のMTVアワードでも監督賞を受賞するなど、ミュージックビデオ市場においては最も名前が轟いている存在として、注目を集めている。

 さながら写真家が切り出した1シーンのように完成度の高い構図やトーンは、どれをとっても圧倒的な引力をもっており、彼の作品に係わったすべてのアーティストやスタッフたちが完璧主義者であると湛えている。

『幾重にも解釈できるビデオをつくりたい。すぐに内容がわかるものはダメ。無意識のレベルで観て右脳で感じるのが理想だ。パズルの断片を散りばめ、謎を残し、夢のように描く。シーンに伏線を張り、さらに別のストーリーが広がるイメージを注入する。何度観ても飽きない作品を目指している』と、インタビューの中で熱く語る。

 2002年には、ロビン・ウイリアムス主演の劇場公開映画「ストーカー」も手掛けており、現在は、新作映画に取り組んでいるという。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■ジェイ・Zの「99 Problems/ディレクターズカット版」、■ジャネット・ジャクソンの「Got ’Til It’s Gone」、■ベックの「Devil’s Haircut」、■ウィーザーの「El Scorcho/ディレクターズカット版」、■ソニック・ユースの「Little Trouble Girl」、■マイケル & ジャネット・ジャクソンの「Scream/ディレクターズカット版」、■マドンナの「Bedtime Story」と「Rain」、■フィオナ・アップルの「Criminal」、■R.E.M.の「Strange Currencies」、 ■ナイン・インチ・ネイルズの「Closer/ディレクターズカット版」と「Perfect Drug」、■レニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way」、■レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Can't Stop」、■デイヴィッド・ボウイの「Jump, They Say」 他。
その他ドキュメンタリーや、彼自身や、彼の作品に係わったアーティストやスタッフたちのインタビューが特典映像として収録されている。
価格は5,040円/品番:ACBW-10305/発売:アスミック

Vol.05
ジョナサン・グレイザー Best Selection

Directors Label Vol.05 先に紹介した顔ぶれに比べると、ミュージックビデオにおいては、それほど数多くを手掛けてはいないが、ソウルファンクをベースとしながらダイナミックなサンプリングサウンドを突き進む、あの「ジャミロクワイ」やヒップホップユニット「U.N.K.L.E.」のミュージックビデオは、世界中で大きな注目を集めた。

 また、ギネスのCM「Surfer」は、イギリスのTV番組で「史上最高のコマーシャル」という称賛に選出されている。多くの映像作家がそうであるように、彼もまた、現在では長編映画に積極的なアプローチを見せているが、2004年11月に公開されたニコール・キッドマン主演の劇場公開映画「Birth」では、観客や映画関係者から賛否両論を呼び、興行成績は散々な結果だったようだ。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■レディオヘッドの「Street Spirit」、■ジャミロクワイの「Virtual Insanity」、■リチャード・アシュクロフトの「A Song for the Lovers」、■ニック・ケイヴ & ザ・バッド・シーズの「Into Your Arms」、■ブラーの「The Universal」、■U.N.K.L.E.の「Rabbit in Your Headlights」、■レディオヘッドの「Karma Police」、■マッシヴ・アタックの「Karmacoma」。
 その他、ラングラー、ギネス(ロングバージョン)、バークレイズ、フォルクスワーゲン、ステラ・アルトワ、リーバイスなどのTVCM作品や、劇場公開映画「Sexy Beast」と「Birth」からの抜粋映像と、数々のインタビューが収録されている。
価格は5,040円/品番:ACBW-10305/発売:アスミック

Vol.06
アントン・コービン Best Selection

Directors Label Vol.06 Bono率いるアイルランド出身のロックバンド「U2」(近年ではアップルのiPod U2 Special Editionでもお馴染み)や、ニルヴァーナを手掛けたカメラマン&映像作家としてあまりに有名な彼だが、特に「U2」を20年以上にわたって撮り続けた写真家としても、その足跡や功績に高い称賛の声が溢れている。ある意味「U2」の育ての親でもある。

 写真家としても彼の才能は、映像監督としても澱むことなく発揮されており、コントラストが強調されたセピア風の独特のタッチが特徴的な彼の写真の表現手法は、その後手掛けた数々のミュージックビデオにも受け継がれている。中でも、「ニルヴァーナ の Heart-Shaped Box」は、90年代を代表する傑作と言われている。

■収録作品
 ミュージックビデオからは、■U2の「Electrical Storm」と「One」、■ニルヴァーナの「Heart-Shaped Box」、■ジョニ・ミッチェル & ピーター・ガブリエルの「My Secret Place」、■ニック・ケイヴ & ザ・バッド・シーズの「Straight to You」、■ジョイ・ディヴィジョンの「Atmosphere」、■メタリカの「Hero of the Day」」、■マーキュリー・レヴの「Opus 40」と「Goddess on a Highway」、■デペッシュ・モードの「Barrel of a Gun」と「Walking in My Shoes」、■エコー & ザ・バニーメンの「Seven Seas」と「The Game」他。
 その他は、ショートフィルム作品や、MTVのTVCM、特典映像としては、U2の「Electrical Storm」のメイキングや、手掛けたミュージシャンたちへのインタビューなどが収録されている。
価格は5,040円/品番:ACBW-10307/発売:アスミック

Vol.07
ステファン・セドゥナウィ Best Selection

Directors Label Vol.07 もともと、ファッション系の写真家として世に出た彼だが、その後、「U2」「R.E.M.」などのメジャーなミュージックビデオ作品で、映像監督としても広く知られるようになった。

 ミシェル・ゴンドリーと並び「ビョーク」との親交も深く、ミュージックビデオ作品やコンサート映像の撮影等においてのコラボレーションは評価が高く、3作品を手掛けている。
特に「Big Time Sensuality」のミュージックビデオでは、ニューヨークの街の中を走り抜けるトラックの荷台の上で唄うビョークのクローズアップのワンメイク映像で構成されているシンプルな構成だが、ビョークの情感豊かな表情が、単調さを感じさせないものとして絶妙に仕上がっている。

彼たちの出会いは、ステファンが彼女の曲を聴いて、「なんという驚くべき芸術家なんだ」と感銘を受け、自らアプローチをとったのがきっかけだったという。
また、その他に手掛けたミュージックビデオの数も実に多く、過去15年間で約70本もの作品を世に送り出している。

■収録作品
 ミュージックビデオとしては、■U2の「Discotheque」と「Mysterious Ways」、■R.E.M.の「Lotus」、■レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Give It Away」と「Scar Tissue」、■ビョークの「Big Time Sensuality」と「Possibly Maybe」と「Big Time Sensuality」、■アラニス・モリセットの「Ironic」、■マッシヴ・アタックの「Sly」、■ネナ・チェリー & ユッスー・ンドゥールの「7 Sconds」、■ザ・ブラック・クロウズの「Sometimes Salvation」、■ガービッジの「Queer」、■トリッキーの「For Real」と「Pumpkin」と「Hell is Around the Corner」他、全19作品。

 その他では、DVD限定新作ショートフィルム、DVD限定新作アニメーションをはじめとする短編作品やTVCM、そして、特典映像としては、ニューヨーク大学でのプレゼンテーション映像、音声解説付きメイキング、本人やアーティストたちのインタビューなどが収録されている。
価格は5,040円/品番:ACBW-10308/発売:アスミック

Deep Blue
special thanks to Miramax Films


 製作費7億円、ロケ地200ヶ所、撮影フィルム2000時間という膨大なスケールで世界を圧巻した、あの壮大な海のドキュメンタリー作品『ディープ・ブルー』が52分のメイキング映像や作品解説書が付いたDVDスペシャルエディションとしてリリースされている。

 海底5000メートルの科学者でさえ見たことのない世界や、体長30メートル200トンの世界最大の生物クジラの旅をはじめとする、誰も目にしたことのない世界が、「アラステア・フォーギル」と、「アンディ・バイヤット」という2人の監督により映像遺産として残された。

 もともとはBBSの番組としてつくられた作品だが、そのカメラワークには圧倒されるものがある。デジタル映像が氾濫する中、「映像が伝えることとは? 感動とは?」そんな感性回帰の部分をじっくりと見つめてみるのもいいのではないだろうか? クリエイターのアーカイブとしてはお勧めの作品である。

 もうひとつ、大自然と向きあったドキュメンタリー作品を紹介しておきたい。
撮影時間4年、製作費20億円、世界40カ所の100種類を越える渡り鳥の旅を描いた作品『WATARIDORI』の、CGと見まがってしまうほどのカメラワークにも心が釘付けになってしまう引力がある。

 世界中で、「あのシーンはCGでつくられた」というデマが飛び交ったほどの奇跡的な映像を描き出したのは、「ニュー・シネマ・パラダイス」の名優「ジャック・ペラン」である。
特殊超軽量飛行機で鳥の群れと一緒に飛びながら撮影された鳥たちの編隊飛行シーンの、羽音まで聞こえてくる臨場感は圧巻だ。必ずやクリエイターの感性を刺激する一枚になることだろう。

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